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爺亨棚田(爺亨梯田)

更新しました:2020-12-21

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爺亨棚田は巴陵西南側の爺亨里にあります。以前から爺亨地区は「棚田」と「温泉」で知られ、多くの写真愛好家が台湾では貴重な棚田の風景をカメラに収めています。爺亨対岸の三光が絶好の撮影ポイントで、連綿と起伏が続く優美な棚田の景観は、北横の旅の忘れられない思い出となることでしょう。

爺亨は先住民タイヤル族の集落です。北横馬里闊丸溪の畔りにあり、下巴陵から光華道路へ入れば向かうことができます。桃園復興区内では、角板山についで二番目に大きな台地を擁し、かつては「後山穀倉」とも呼ばれていました。爺亨部落は有名な観光地ではありませんが、それだからこそ、山間の先住民部落ならではの純朴な味わいを保っています。
この静かな村落にある棚田は日本統治時代に作られました。稲作が推奨されていた当時、地元のタイヤル族が動員され、湧き水を引いて灌溉を行いながら、山頂から谷まで段々と続く田が開かれたのです。最盛期には1200段、落差1000m以上に達し、自給自足の生活を成り立たせ、住民の暮らしを安定させてくれました。
層を成す棚田の全貌を目に収めるには、爺亨対岸の三光へ向かう道路からが最適です。ここからは緑の棚田と遠くの山並みが一望でき、青空とのコントラストが一幅の絵のようです。規則正しく並ぶ水田の合間に、背の低い民家が見え隠れし、まっすぐな道が棚田を左右に分け、時に車が通る様子などを眺めていると、あたかも別世界をのぞき見ているようで、田園の暮らしに憧れが湧き上がるでしょう。

かつて爺亨棚田に植えられていたのは水稲でした。棚田の姿は稲の成長に従い移り変わります。苗が成長し稲穂が勢い良く伸びる頃は一面の緑、収穫が近づくと田は黄金色に染まります。農夫が時を忘れて作業に勤しみ、ふと夕陽の中に佇むさまは、都会暮らしでは想像もできない暖かみのある農村風景を眼前に繰り広げてくれます。

水蜜桃といえば、拉拉山が有名ですが、近年、爺亨部落では五月を収獲期とする水蜜桃「媽媽桃」を開発しました。ちょうど母の日前後に出荷できることと、栽培している果樹農家がシングルマザー、六十歲を超えるタイヤル族の媽媽(母親)であることから命名されました。果肉は繊細で、とてもジューシー。ここを五月に訪れることができたなら、それは最高に幸運です。「媽媽桃」をぜひご賞味ください。

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