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迷宮巷(草店尾)

更新しました:2022-07-28

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大溪と言っても、いつもいつも、人でごった返す老街(旧市街)ばかりに行かず、隠れたスポットを探してみましょう!和平老街(旧市街)にある福仁宮のあたりは、地元の人に「後尾仔」と呼ばれています。この狭く曲がりくねった路地は、余所者にとっては、何が起こるかわからない迷宮のようです。人の話し声が盛んに聞こえていた場所から、角を曲がれば一瞬にして、小鳥のさえずりや犬の吠え声しか聞こえない場所に入っています。土壁の古い家、石板壁をめぐり進んでいくと、「帽子の歌姫」と呼ばれた鳳飛飛の生家が現れます。どうということもない二輪のリヤカー、庭の数本のヤシの樹、古井戸から鳳飛飛の昔日の「流水年華(鳳飛飛の歌のタイトル)」が偲ばれます。
気づきましたか?ここの建物は老街のもののように華麗ではありません。極々普通の鄙びた街角の風景ですが、だからこそ素朴な庶民の風情が満ちているのです。
大漢溪の川運で町が繁栄していた当時、多くの人足がやってきて河岸脇の「後尾仔」に簡単な小屋を建て住み着きました。そのため、この狭い範囲に土地公廟、石板院埕、穿瓦衫、斗子砌、雁止磚、TR標記磚など高さも間口の幅もまちまちな多種の建物がひしめいています。「後尾仔」には一つとして同じ風景はありません。どの角を曲がっても驚きが待っているでしょう。
街角の物語を聞きたいなら、「鳳飛飛生家」の斜め向かいにある「草店尾小客庁」に向かいましょう。ここは地元の人が経営する「まちかど観光案内所」です。観光スポットを通りすぎるだけでなく、ガイドブックに載っていないような地元の逸話を、ここで掘り起こすことができるでしょう。ここは、普段は住民の集会場となっており、ご近所付き合いの暖かさが漂っています。このほか、地元のオリジナルアートの展示、パフォーマンススペース兼芸術工坊ともなっており、デザイン界の大物-蕭青陽が至善高校の学生、地元行政機関等と共同で「愛木客庁空間展」を開催したこともあります。小さな路地が大きな創作のエネルギーを秘めているのです。街角博物館へようこそ。宝探しの旅にいっしょに出かけましょう。    

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観光スポット情報

営業時間 通年開放

旅行のヒント

見学の際には、地元住民に迷惑をかけないよう、足音と話し声にご注意ください。

交通情報

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駐車場

1. 橋頭駐車場:大型車15台分、小型車418台分
2. 公所前駐車場:小型車45台分
3. 停二駐車場:小型車82台分
4. 月眉駐車場:大型車8台分、小型車130台分
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