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水牛書店

更新しました:2018-11-07

公開日:2016-11-01

人気:613

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小さな書店に足を踏み入れると、笑い声と熱気が充満する店内では、子供たちがちょうどボードゲームで競い合っています。書店といえば「音のない空間」。誰もが、手のひらに乗せた活字の世界に浸り、他の客の邪魔にならないよう気を使っている、という印象です。ところが、「公益書店」と自らを位置づける「水牛書店」はそうではありません。ここは文化のプラットホームであり、地区の集会所でもあるのです。不定期に文学座談会を企画し、地域住民に読書の楽しさを広める他、子供達が放課後に集まれる環境を提供しています。深みを湛えた交流が書店に温もりを与え、毎日が急ぎ足で過ぎていく現代にあって、貴重な存在となっています。
あまり知られていない「水牛書店」ですが、創始者は実は大人物です。政治の世界で名声を馳せる羅文嘉は、2012年「水牛出版社」の経営を引き継ぐと同時に、社会的弱者にも読書の機会を与えたいと、故郷で書店を開くという夢を実現させました。店内では「水牛出版社」の書籍を販売しながらも、主な経営形態は「本の交換」です。一冊持参すれば一冊と交換できる、というもので、書籍を流通させ普及を促そうとしています。学生であれば、新屋図書館での20冊の貸出記録があれば本と交換できます。
店内の壁を覆い尽くす一面の書籍は、あちらこちらから寄贈された古本です。撮影、建築、旅行などカテゴリもさまざま。羅文嘉のバックグラウンドと関連のある地方文化、農業、政治に関する書籍もあります。 
「水牛」では書店で米を買うという奇妙な楽しさを体験することもできます。羅文嘉は新屋九斗村に「我愛你学田」を設立し、有機農法で稲作を行っており、無農薬、化学肥料・除草剤不使用の自然農法を通して農業文化を広めようとしています。また、米の販売で得た所得を僻地教育に投入し、その成果は無料の「英語教室」、「朱宗慶打楽器教室」の開設という形ですでに花開いています。稲作も書店経営も、経済効率は良くないかもしれません。けれども、子供達の未来に灯を点し、希望と愛を分かち合うことの意義と価值は金銭で計れるものではないのです。

観光スポット情報

電話 03-4870393
ファックス 03-4871096
営業時間 9:00~17:00, 火曜定休
チケット 無料

施設

  • バス停
  • トイレ
  • 販売部

交通情報

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駐車場

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