アンカーポイント映画「セデック・バレ」中で、セデックの勇士達が彩虹橋の上で自由のために戦うシーンを覚えておいででしょうか?永恒猟場へ通じるこの道は神聖なのです。羅浮では狩人たちの足跡を追って、秘境をめぐり、先住民部落の文化を探索するもよし、自然の絶景を堪能するもよし、たくさんの収穫を持って帰れること請け合いです!
1966年に架設された「義興吊橋」は桃園唯一の水道橋で、もとは灌漑設備に付属したものでしたが、2013年の改修を経て、通行人数は元々の一度に10人から一度に100人へと大幅に増加しました。「義興吊橋」は長さ約200m。鉄骨本体に橋面は木敷で、15階建ての高さ(約70m)があり、鉄骨ワイヤーの上を歩いているかのような刺激が味わえます。それとともに、俯瞰する大漢溪谷の風景、耳に心地よい流れる川音は爽やかな気分にしてくれるでしょう。四、五月の頃にはアブラギリの花が山々に彩りを添え、絵のような美しさです!昨今はこの程度の高さは珍しくないかもしれませんが、一面の絶景と、恐怖心を克服した後に得られる達成感は何ものにも代えがたいものです!
「義興吊橋」に向かうには、羅浮国小から台7線を進めば、「羅浮村.義興橋」と言う北岸入口を示す標識が見えます。脚力に自信があるなら、または自然に親しみたいなら、小烏来天空縄橋より、日本統治時代から残る水圳古道を歩いてもいいでしょう。砂利遊歩道と高架の木敷道は緩やかで歩きやすく、最初と最後に階段があるだけなので、親子でトレッキングを楽しむには最適なコースです。沿路広がる景色は自然そのもので、竹林の中を歩む時間は、都会暮らしには得難い一時でしょう。羅浮橋、復興橋が谷をまたぐ雄大な光景は疲れも吹き飛ぶ爽快さで、山中の旅の野趣を感じさせてくれます。