アンカーポイント緩やかな河岸自転車道では物足りないと感じているあなた。羅馬公路(桃118県道)に挑戦してみませんか?東の桃園復興区羅浮から西の新竹関西鎮馬武督まで、坂やヘアピンカーブの大集合です。コーナリングテクニックとギアチェンジテクニックが試される33.83kmのコースは刺激的です!
義興吊橋から羅浮に入れば、先ずは300mの上り坂が続く下馬威です!吹き出す汗をものともせずペダルを踏み込めば、周囲の景色が何よりのご褒美です。羅浮橋、復興橋は壮麗な山並みに生き生きとした息吹を添えています。坂を上りきったら、景観カフェで大漢溪の眺めをお伴に馬告コーヒーを味わいエネルギーを充填しましょう。次は緩やかな坂を下り佳蘭、朝陽を過ぎ、巨大な藤カゴが見えたら溪口部落に到着です。ここでは、口琴と狩猟文化を体験することができます。
続いてまたも上り坂を西に向かい奎輝を過ぎ、標高404mの美腿山に入ります。ここからは阿姆坪、薑母島の絶景が俯瞰できます。周辺には食事処と屋台が集まっているので、ここでお腹を満たし、エネルギーを補充しましょう。石門水庫(ダム)方面へと進めば、春にはたくさんのサクラが、夏には桐の花がお伴してくれ、このちょっぴりハードな自転車の旅におだやかな気分を添えてくれます。続いて、高遶坪、下高遶、中高遶、上高遶の各集落からなる高遶部落を過ぎ、長い歴史を誇るタイヤル文化を体験しましょう。「巴尚カフェ」付近のヘアピンカーブを1.9kmほど過ぎた辺りで関西鎮の道路標示が目に入れば、それはあなたが既に標高464m、羅馬公路の最高点に立っているということです!登頂の達成感を味わった後は13kmの下り坂。風を切る爽快感をひたすら楽しんでいれば良いのです。途中、馬武督の糯米古橋に寄ってみても良いでしょう。昭和の頃の面影を感じることができますよ。