アンカーポイントスカイラインが高いビルに取って代わられたコンクリートジャングルに暮らすあなた、山に分け入り自然に溶け込む暮らしを楽しむトレンドに着いていけていますか?
石門水庫(ダム)西側の石門山(別名、小竹坑山)は台湾小百名山の一つ。標高は551mで、石門水庫の壮麗な景色、龍潭と大溪の町並みが眺められ、台北101が見えることもあります!
二本の人気登山ルートはあなたの予想を覆し、視野を解き放ってくれるでしょう!
民治路の入口牌楼から石門山遊歩道北端に入ると、前段は自然のままの未舗装路です。休日には少なくない数の屋台が立ち並び、トレッキングポール、B級グルメ、山の産物を売っています。傾斜が緩やかなので、のんびり自分のペースでソウシジュ、アブラギリ、シダ類植物が混ざり合う自然の饗宴を楽しみながら、同時に好漢坡に備え体力を蓄えましょう。わずか400mの好漢坡ですが、傾斜の落差が200m近いため、なかなか大変で、縄につかまりながら進まなければなりません。もう一つのルートは景春遊歩道ですが、こちらはいくらか登りやすくなっています。頂上に立つと、遮るもののないダムの風景が目に入り、疲労が興奮に変わってしまうでしょう。少し休息した後は、標高535mの太平山に向かい、一日で二山攻略の目標を達成しましょう。山頂には通信塔が立っています。
「石門山労工育楽センター」横の観音像遊歩道はもう一つの登山ルートです。平坦なアスファルト道路の両側に芸術的な彫像と恐龍の模型が並んでおり、その強烈なコントラストが旅人の目を惹きます。石段を緩やかに約400m上ると見晴らし台に到着です。立て札が東、西、北に見えるランドマークを指し示しています。8mの白い観音像が優雅な姿で見晴らし台の横に立っており、旅人の往来を静かに見守ってくれています。続いて「世外桃源平台」に向かいましょう。そこは好漢坡遊歩道と観音像遊歩道との交差地点、一等三角点です。ここは多くの登山客の登頂の目標であり、また広大な視野を手に入れられる場所でもあります。標識に従えば、ここから台3乙にある石門山南端入口に向かうこともできます。