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新屋百年石滬(石堤罠)群

更新しました:2018-11-06

公開日:2016-11-30

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波と戯れ海を眺める以外に、新屋では何が楽しめるでしょうか?歴史ある石滬(シーフ)の物語に耳を傾ければ、人は大自然とこんなにも深く関わり、それがどれほど和やかなものであったかが分かるでしょう。何の変哲もない石積みに先人の知恵が隠れていることに、百年後の今、改めて驚嘆を覚えるでしょう。台湾本島最大の石滬群がここにはあります。
新屋石滬の起源は清代雍正帝の時代まで遡ります。平埔族がこの地で開拓を始めた頃、海岸にたくさんあった丸い小石を手に取り百m、さらには千mを超える石堤を人力で積み上げたのが始まりです。運搬器具もなかった時代、石滬を完成させるには村人総出で取り組み、大型の石滬に至っては完成までに十年以上かかったため、知らず知らずの内に人と人との間をつないできたのです。石滬で魚を捉える原理は、満潮時に魚群を石垣内に誘い込み、引き潮で出られなくなった魚を捕らえるというものです。現在新屋深圳の北岸から蚵間周辺には十の石滬が残っています。中でも「第三号石滬」は全長472m、深さ273mで、体積も最大です。「第五号石滬」ではかつて1トンの漁獲高があったということです。
台湾西海岸に連なる「海上の長城」のような石滬群は人々の暮らしと歴史を伝えるだけでなく、海浜の生態を観察するにはもってこいの場所です。石堤ではオハグロガキ、クルマカサガイ、エビ、カニ等の潮間帯生物が見られ、満潮時には咲き誇る花のようなイソギンチャクなど豊富で多様な生態群が観察できます。「2016桃園ランドスケープ芸術祭」の際にはここで「千人築石滬」を開催しました。ベテラン職人が石滬修築技術を鄉土に関心を持つ若者に伝授し、貴重な石滬文化を伝承していこうとしています。現在の石滬は漁民の暮らしの糧としての役割を担ってはいませんが、祖先の知恵を今に伝える歷史遺産としてその輝きを放っています。

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