バードライフ・インターナショナル(BirdLife International )により重要な野鳥の生息地としての評価を受けた許厝港湿地は、10月から翌年5月までの間、クロツラヘラサギ、カラシラサギ、ズグロカモメ、コアジサシなど渡り鳥との出会いに胸を高鳴らせた人々で賑わいます。潮間帯、防風林、養殖池、水田を含む許厝港湿地は、南へ向かう渡り鳥の休憩地点となっています。現在のところ200種を超える鳥類が確認されており、台湾全体で560種と言われる鳥類の41%を占めています。餌をついばみ羽を休める鳥たちの姿は一幅の風景画のよう。静謐な美しさを湛えています。望遠鏡、一眼レフカメラ、そっと見守る態度と先を急がない旅程はバードウォッチングの必需品です。