アンカーポイント十年一日の毎日に飽き飽きしてる?そんなあなたはグランド・ツアーを計画してみませんか?人生に刺激と挑戦を加えてみましょう!旅の目標は「北横公路制覇!標高千mもなんのその」です!車をいっさい利用せず自転車だけで行く全長80kmの冒険の旅は、大溪から角板山、東眼山、巴陵を経て宜蘭壮囲まで。広がる景色はどこまでも美しくあなたの情熱に寄り添ってくれるでしょう!
北横公路の起点、大溪区慈康路から出発し、早朝のうちに大溪陵寝、慈湖陵寝を通り過ぎれば、まだ人気のない「両蒋園区」は幽玄な雰囲気です。続いて緩やかな坂道を登り続け、新百吉トンネルを抜けると、景観レストランと農場に、のんびりくつろぐ人影が見えます。ペダルを踏み疾走する自分の姿と比べると愉快なコントラストです。復興区三民里に入るまではほとんどが直線なので、ここで時間を稼ぎましょう。壮麗な山並みと先住民部落を象徴するインスタレーションを超えて、円山腳、新村を過ぎ角板山イメージ商圈に着いたら、ここで食事し水分を補給しましょう。巴陵へ向かうまで、水や食料を補給できるここは唯一の中継点です。
角板山を過ぎれば羅浮里に入り、北横三大名橋の一つ羅浮橋にタッチダウン!大漢溪の勇壮な山並みを眺めれば、知らず知らずのうちに元気もモリモリ湧いてきます。さらに続く上り坂を進み、栄華トンネル、雪霧トンネルを抜ければ、かつて灌溉用水を供給していた栄華大壩を過ぎた後、ミカドキジとコシアカキジの保護で知られる比亜外部落に到着です。自然と穏やかに共生するタイヤル族の人々が心を込めて作り上げた生活空間に、心の安らかさが感じられるでしょう。蘇楽部落で少し休憩し、巴陵へ抜ける体力を養いましょう。巴陵大橋から始まる急な上り坂は、忍耐力と意志力への試練です。ここまで来れば走行距離はすでに50km。諦めてはいけません。もう一息です!光華を過ぎ、連続したヘアピンカーブを攻略すれば、北横の最高点-四稜に到着です。標高1170mの標識を目にした興奮は一生忘れられないでしょう!ここからは下り坂。桃園と宜蘭との境界にある西村に着けば、この越境の旅もそろそろ終盤です。宜蘭内では下り坂がほとんどですが、明池国家森林遊楽区を通った後は、最後の難関-棲蘭ヘアピンカーブにチャレンジです。この後、道はゆるやかに下り、員山、宜蘭市を過ぎれば、北横公路の最東端-壮囲公館に到着です。