アンカーポイント原始の山林を探検したい。そんな憧れをお持ちですか?大人も子供も楽しめる軽めのトレッキングコースをお探しですか?それなら、楊梅老荘路と揚昇ゴルフ場の間にある「福人登山道」で決まりです!この細長い丘陵地はかつては軍事管制区に属していましたが、1987年の戒厳令解除後に開放され、多くの登山客が訪れることで開かれたトレイルです。トレッキングスポットとして徐々に知られるようになっています。
福人路の登山口には、標高を示した大型のルートマップと、登山者が自由に借りられる杖が設置されています。登山道の標高は稜線付近がおよそ600mである他は、大部分が240〜360mと傾斜が緩やかです。外周は全行程約6kmで、一つ目の山、二つ目の山、ゴルフ場を通ります。全体で三本の縦線があり、上りは揚昇ゴルフ場に隣接し、下りは老荘街に近く、間にはたくさんの分岐路が伸びています。全体での林相にはあまり変化がないため、野外迷宮の中を進んでいるような錯覚に襲われるでしょう。初回は主線でのトレッキングをお勧めします。左へ行ったり右に来たり、または右へ行き左へ戻り、全行程で2時間ほどかかるでしょう。多くの登山道ではコンクリートの石段が作られていますが、「福人登山道」は未舗装の山道で、より自然に近い感覚が味わえます。上り坂の一部にはロープが設置され、木板、丸石、廃棄タイヤで作られた階段もあります。
この地区は長年出入りが規制されてきたため、自然がよく保たれています。アカシア、クスノキ、タブノキ、アブラギリ等の木々が天を衝いて鬱蒼とした林を作り、その中をトレッキングすれば、吹いてくる爽やかな風には森の香りがするでしょう。思いっきり深呼吸して森林浴をお楽しみください。ひらひら舞い踊るチョウや大きなクワガタに遭遇すれば、子供たちの笑顔がはじけます。