大溪旧市街(老街)旧跡巡礼
旧跡から見る 大溪老街 百年の栄華
大溪で百年の旧跡と伝統産業を探る
旧跡から見る 大溪老街 百年の栄華
李騰芳古宅
国定旧跡「李騰芳古宅(古民家)」は、大溪地区における漢人一家の発展の象徴です。建物はよく保存され、各所に残る木彫は数が多いだけでなく、芸術的にも極めて高い水準のものです。「李騰芳古宅」は現在「大溪木芸生態博物館」群に編入されています。「大溪遊戯小学堂」が設置され、ガイドツアーと遊びを通して、大人も子どもも古民家の美を存分に味わえるようになっています。
昔日の軍事重点地が解禁 総統レベルの遊歩道を散策
後慈湖
後慈湖はかつて半世紀もの長きにわたり、軍事重点地に定められていました。そのため、後慈湖と周囲の森林は手付かずの自然がよく保存され、生態系も豊か。ショウナンボクが繁茂する森林遊歩道を散策しながら、動植物を観察することができます。5月の後慈湖はホタル鑑賞の名所で、かつての指揮所、トーチカ、事務室などを見学することもできます。蒋氏家族に関する文物や写真からは、一家の暮らしの軌跡が見て取れます。
木芸と銘茶は大溪文化の宝
大溪木芸生態博物館
「大溪木芸生態博物館」は11の主要館からなり、大溪百年の木芸文化を伝えています。この伝統産業を内外に広めようと、展示のほか、ガイドツアーを開催。また歷代の匠の作品を展示しています。木工文創グッズを購入したり、または体験教室に参加すればし、木芸工具を理解し、木芸小物を手作りできます。
大渓老茶工場
「大溪老製茶場」はかつて大溪の輝かしい繁栄を築きました。台湾と日本の建築様式が融合し、往時の製茶工場と古い製茶設備が残っています。「茶書屋空間」では、老製茶場の茶とお茶菓子を味わいながら、お気に入りの茶葉、ティーバッグを選ぶことができます。プレゼントにも自分用にも最高の記念になるでしょう。