桃園観光旅行
へ出発!巨大山林探検
都会の喧騒から離れたいと思ったら山が最適解!桃園の山林エリアにはあなたにピッタリな秘境があります。
北横公路沿いには歴史情緒あふれる大渓老街と総統鎮があります。東の山には柳杉樹海、拉拉山の樹齢千年を超える巨木群と小鳥がやってくる滝があり、普段の煩らわしさを忘れることができます。自分の限界にチャレンジしたい方は山間部のサイクリングやバンジージャンプもおすすめです。
石門ダムなどの湖と山が一つになった自然の景色も捨てがたいです。親子で楽しめるテーマパーク、見学工場、レジャー農場もお見逃しなく。
「台湾好行」には大渓と北横公路(台7線)を走る路線があり、高鉄(新幹線)桃園駅や台鉄桃園駅から出発する場合はとても便利です。
老街の風情
時空を超えて懐かしのグルメと歴史の余韻に浸る
大漢渓ほとりの「大渓」は帆船貿易の中心地として、桃園で最も早くから発展した集落であり、今なお当時の老街の風貌を残しています。北部の和平路は土地区画の状態がよく、「大渓老街」の代表的存在です。南部の「新南老街」と東部の「中央老街」も訪れる価値があります。
老街南西部には様々な用途の木造建築が並び、「木芸生態博物館」の老街エリアガイドのコースとなっています。木芸館内の「旧李騰芳邸」は国定古跡に指定された詔安客家建築であり、規模も完全な状態を保っています。
大渓の代表的景観スポットには大渓橋、公会堂、中正公園などがあり、このエリアでは豆干、花生糖、豆花、月光餅、碗粿、湯圓などの地元B級グルメを味わうことができます。
歴史の足跡
秀麗な山々に隠れた歴史の足跡
大渓は2人の「蒋総統」と縁のある地であるため、「総統鎮(総統の町)」と呼ばれています。先代の蒋介石総統は湖の静けさを気に入ってここに官邸を建て、没後はこの地に眠ることとなりました。国軍儀隊の交代が行われる際はここで銃を用いた儀式が執り行われます。
蒋経国総統は頭寮の大渓陵寝に眠り、その周辺に位置する「経国記念館・北横遊客ビジターセンター」では十大建設の成り行きなどが紹介されているほか、北横公路沿いの様子が展示されています。
角板山にある別の総統官邸には、避難機能と指揮機能を有する戦争に備えた地下トンネルがあります。近くの「大渓老茶廠(製茶工場)」は百年近くの歴史を誇り、製茶工程のほか、台湾茶の黄金時代について学ぶことができます。
湖と山の風景
驚きいっぱいの水と陸の旅
山林エリア観光のポイントは、他には湖と山の景色があります。中でも「石門ダム」がその代表例です。落成から60年の歴史を誇る石門ダムは台湾北部の重要な水利施設であり、ダム氾濫時の様子は常にニュースで報道されています。
石門ダム桟橋または阿姆坪桟橋からは複数のコースの遊覧船が運行しています。ダム周辺は花見向けのスポットであり、四季折々の姿を見せています。石門ダムではサイクリングロードやマラソン大会もあるため、スポーツ愛好家が自分の実力を試すスポットでもあります。
「頭寮大池」はバードウォッチング愛好家の聖地であり、湖上の島に安置されている土地公廟が珍しい観光スポットです。「龍潭観光大池」は灌漑用地やボート競技場のほか、SUP(スタンドアップパドルボード)場として景観スポットに新たな命が吹き込まれています。
親子で遊ぶ
親子で遊んで同時に新体験
山林エリアの豊富な観光資源は親子で楽しむのに最適
大型テーマパーク「小人国主題楽園」は2つのエリアに分かれ、各国の伝統的建築の姿を鑑賞できるほか、刺激的な遊びも楽しめるアミューズメント施設です。
「雄獅文具想像力製造所」は台湾と共に歩んできた定番の文房具を想起させながら、子供の想像力の開発をコンセプトに様々な展示や体験イベントを開催しています。
お菓子ブランド「手信坊」は和風の雰囲気あふれる「手信霧隠城」をオープン。記念撮影にピッタリで、雨天時も楽しめるスポットです。
「富田ハーブレジャー農場」は代表的なレジャー農場であり、愛くるしい動物たちが飼育されています。カラフルな花の造景ゆえに農場はSNSや結婚写真の人気撮影スポットとなっています。
北横アウトドア探索
最も刺激的なアウトドアを楽しめる北横
「小烏来風景区」内に小烏来の滝、風動石、天空の繩橋などの景観があります。ここに訪れると高さ70mの「小烏来天空歩道」から強化ガラス越しで足元の滝壷を見ることができます。同エリアの宇内渓は水遊びに最適です。
サイクリング愛好家は桃園復興区羅浮から新竹関西鎮馬武督を結ぶ「羅馬公路サイクリングロード」にチャレンジすることもできます。全長33.8㎞はアップダウンが激しく、体力と忍耐力の両方が試されます。
北横公路沿いには渓谷にかかる橋が数多く存在し、中でも、羅浮橋、復興橋、巴陵橋は「北横三橋」と呼ばれ、カメラマンがこぞって写真撮影するスポットとなっています。自分の限界を超えたい方は復興橋または巴陵橋でバンジージャンプにチャレンジできます。
巨木の森
森林浴で心も体もリフレッシュ
北横公路沿いには森林も多く、山や森が身近に感じられます。慈湖近くの百吉林蔭歩道は開発の影響があまりありません。それだけでは物足りない方は周りに「総督府歩道」などの遊歩道があり、何回もチャレンジできます。
「東眼山国家森林遊楽区」には 300ヘクタールを超える杉の樹海が存在し、歩道は全長 16 ㎞ありますが、東眼山主峰なら自導式歩道で約1時間で登頂できます。
「拉拉山巨木群」はタイワンベニヒノキとタイワンヒノキの巨木群が有名です。環状の歩道には樹齢2000年以上の巨木群を目当てに多くの人が約 2000mの高山に足を運んでます。
四季の旅
四季それぞれ違う桃園は飽きません
桃園の四季別の楽しみ方をご紹介
梅の季節の角板山と桜の季節の北横は花の撮影や花見しながらロマンティックなピクニックに必ず訪れたいスポットです。
春が終わり、夏が始まる4月に桐の季節を迎えます。夏は他にも龍岡米干祭りが開催され、豊作を願う水かけが行われます。端午節のボートレースは非常に伝統あるイベントです。観音のハスの季節も桃園の夏を代表する風情です。
拉拉山と石門ダムのカエデは秋に紅葉を迎えます。紅葉と共に拉拉山に広がる雲海を眺めることをおすすめします。
寒い冬になると、南興のラクウショウが絶景であるほか、拉拉山では雪が観測されることもあります。
桃園では四季に合わせてイベントが開催されますのでいつでも楽しむことができます。