桃園ではさまざまな民族が融合してこの地で暮らすようになり、都市に豊富な文化的色彩を添えています。

「桃園忠烈祠および神社文化園区」は先人の追悼のために建てられ、日本以外で最も完全な状態を保っている神社式建築です。眷村をリニューアルした「馬祖新村眷村文創基地」には、多くの人々の物語が秘められています。

200年以上の歴史を誇る景福宮は地元の信仰の中心地であり、建築様式の美しさも注目に値します。エメラルドグリーンの外観をした「龍岡清真寺」の看板はムスリムの信仰を表し、台湾に移住した雲南ムスリムと関係があります。

都市再開発に伴い、桃園芸文広場（桃園アートセンター、市立図書館本館など）、桃園 77 芸文町、中原文創園区、不定期開催のマーケットは人々にとって普段の憩いの場になっています。

桃園は早くから台湾北部の製造拠点であり、大小さまざまな工場が並んでいます。その一部は観光施設へ生まれ変わり、産業の特徴とポテンシャルを公開しながら一般の人々へアプローチすることで、家族の見学に最適なスポットになっています。この魅力的なスポットによって、桃園は観光や生活に優しいへ都市へ変貌を遂げました。

「黒松飲料博物館」では台湾色溢れる展示品が数多く収蔵されています。コカ・コーラ社が亀山にオープンした「コカ・コーラワールド」では 9つの展示エリアで世界を赤く染めたブランドの姿を見学することができます。

「郭元益糕餅博物館」では糕餅(ガオビン)（台湾の伝統的なお菓子）の製造工程を見学できるほか、「手作りパイナップルケーキ体験」が国内外で大人気です。「77 チョコレート共和国」はアジア初のチョコレート博物館として、インタラクティブな体験を通じてチョコレートに関する知識を学ぶことができます。

桃園地区には見学工場が数多く、お好みに合わせて見学できます。

「虎頭山公園」は緑のオアシスであり、3本の登山道があります。「奧爾森林学堂」は木の小屋や滑り台が子供たちに大人気です。スロープが設置された「虎頭山全齢友善歩道」では車いすやベビーカー利用者でも森林の癒しを得ることができます。

「虎頭山環保公園」はかつては環境保護を目的とした埋立地でしたが、都会の夜景を楽しめるスポットとしてリフォームされ、「星星公園」とも呼ばれています。

「埤塘（「池」の意味）」は桃園の特徴を示す重要な景観です。「八徳埤塘自然生態公園」はカエル、トンボ、シラサギやマガモのような水鳥などの動物が生息する「緑の箱舟」であり、身近に自然に触れることができる施設として整備されています

人口 200 万人を超える第五の都市である桃園は、ショッピングに便利です。伝統的な商店街や大型百貨店、ショッピングモール、アウトレットなど選択肢が豊富です。

「桃園駅前商店街（桃園火車站前商圏）」は駅前の2つの百貨店からスタートして中正路を経由し景福宮前まで続く繁華街であり、さまざまな人気店が集まっています。景福宮周辺では伝統的なグルメが数多く揃っています。

桃園空港MRT沿いの大型アウトレット「グロリアアウトレット（華泰名品城）」ではグルメ、ショッピング、エンターティンメントを一日で存分に満喫することができます。周辺の Xpark 水族館と IKEAには多くの人が集まっています。グローバルモール 桃園 A19近くの楽天桃園球場では野球観戦、エンターテインメント、ショッピングが一度に楽しめて便利です。

平鎮区龍岡にある忠貞商店街（忠貞商圏）は雲南料理がメインです。龍岡邦旗屋と異域故事館也もぜひ行きたいスポットです。

夜市は台湾の特色や庶民的なスタイルを兼ね備えたショッピングの選択肢であり、桃園にはもちろん様々な夜市が存在します。

「桃園観光夜市」は全長約3㎞で屋台の数は100を超え、各地のB級グルメや台湾料理が揃っています。

「中壢観光夜市」と「中原商圈」（中原夜市）は中壢市街地の東西に位置し、屋台には何でも揃っているため、地元住民から夜食の定番として愛されています。特に、「中原夜市」近くの大学エリアでは人気のグルメやコストパフォーマンスが高いお店が揃っています。

八徳の「興仁夜市」は屋台の数が更に多く、台湾北部で一位二位を争うほどの規模と言っても過言ではない夜市です。屋根があるため、雨の日でも人の流れが途絶えることはありません。