桃園観光旅行
海岸エリア-臨海で楽しむ桃園臨海で千年の藻礁との出会い
桃園は台湾海峡に近く、臨海は観光資源が豊富です。竹囲漁港と永安漁港では観光魚市が開かれ、周辺の砂浜や文化体験園区にも併せてアクセスできます。現在は非常に珍しい(地引網)と(漁具の一種)の漁法も桃園の漁業文化を更に際立たせています。
桃園臨海の自然環境は極めて独特であり、藻礁、湿地、砂丘などの地形が全て揃っているほか、陸海空の景色を一望できる展望台もあります。自転車で河畔や沿岸の専用サイクリングロードを利用することができます。
台湾の空の玄関である桃園国際空港も桃園の臨海地域にあります。乗り換え時間があまりなくても近くでショッピングや書法文化の学習、百年の歴史を誇る茶園でお茶体験などをすることができます。桃園観光は少しも時間の無駄がありません。
漁港の暮らし
漁港のグルメを楽しみながら様々な漁法を知る
空港近くの「竹囲漁港」の魚市場には360 度の景色が楽しめるレストランがあり、近くの「豬鼻子沙灘」では海辺で遊んだり夕陽を鑑賞したりできます。
台湾唯一の客家漁港である「永安漁港」には観光魚市があります。港沿いの「永安海螺文化体験園区」では客家の海洋文化について紹介されているほか、建物の美しさも注目です。
牽罟は村全員の力を総動員して網を回収し、漁の成果を皆で共有する様は団結する客家の精神が現れています。新屋区の海岸には修復された石滬が11か所あり、魚の群れを囲いに誘導して捕らえることができます。「海洋客家牽罟文化館」と「新屋石滬故事館」ではこの伝統的な漁業文化について更に知識が深めることができます。
自転車の旅
自転車旅行でロハスライフを実践
桃園の臨海エリアはサイクリングにも便利です。「南崁渓水岸サイクリングロード」は川沿いを走りながら各地区を結び、一般道路と接続しているため、竹囲漁港と海岸線にアクセスできます。「南崁渓水岸公園」は複数の河畔緑地を含む公園です。
「埤塘」と「ハスの花」は桃園の景観の二大特色であり、「観音サイクリングロード」には「北周り埤塘コース」と「南周り蓮園コース」の2種類があり、一度に二大景色を楽しむことができます。
「新屋緑色走廊」は 約4㎞のサイクリングロードであり、防風林と海岸の間を通るため 、コース全体が舗装され勾配も少なく、木陰を快適に走行できます。
新屋区の「太平洋自転車博物館」では当時の自転車が展示されているほか、海岸線の半日サイクリング体験もあります。
生態観察
陸海空の驚くべき生態が冒険心をくすぐります
桃園は台湾北部の工業生産地帯ですが海岸には多くの生態資源が残されています。
「観新藻礁生態系野生動物保護区」は台湾最大の面積を誇る藻礁地形分布地帯です。「許厝港湿地」は国内で非常に貴重な湿地であり、毎年 10 月から翌年 5 月までの間に渡り鳥が南から戻って休む場所であるため、バードウォッチングに最適です。
「観音草漯砂丘」は 8㎞を超える海岸砂丘であり、寂寥感ある青い海は多くの映画のロケ地となっているため、「台湾のハリウッド」とも呼ばれています。
南崁には他にも「羊稠森林歩道」が住宅街の中に隠れていて、ここでは動植物の生態が豊富です。標高225mの羊稠山頂では都市の景観、高鉄(新幹線)、離着陸する飛行機、海岸の景色を眺めることができます。
空港周りの小旅行
乗り換え時間を活用して台湾を知る
乗り換え時の空き時間が限られている場合、短い時間で旅を楽しみたいなら桃園国際空港周辺もおすすめのスポットです。
「台茂購物中心(タイモール)」は台湾最大の大型ショッピングモールであり約350の店舗が並んでいますので、あらゆるニーズを満たすことができます。空港からタクシーでわずか数分の「大園商圈」は台湾の典型的な伝統市場であり、グルメと夜市をどちらも楽しむことができます。
「渓海レジャー農場」は台湾全国に花を供給する重要な生産エリアであり、每年3、4月には100万人以上の観光客が海芋の季節の美しい景色を目当てに訪れます。
カステラ製造から始まった「金格見学工場」ではケーキ生産ラインの見学のほか、カラフルなお菓子の家づくり、クッキーづくり体験で美味しさと楽しさを両方体験できて人気があります。